このページは: トップページ の中の 商品撮影Webセミナートップ の中の D教室/撮影実習 の中の 商品別撮影実践「ビール」の撮影/透明感を伝える写真にするために

自分で撮りたいネットショップオーナーのための、商品写真撮影Webセミナー

■撮影商品ジャンル
フード・ドリンク

「ビール」の撮影

1ページ目

ジョッキに注いだビールと、ビールのボトルの商品写真作例
※上記ふたつの写真の撮影方法と撮影データについては、本文中で解説しています。

■撮影のポイント
夏はもちろんですが、1年を通して知りたい方が多いと思われる「ビール」の撮り方です。
    ・透明感を伝えるためには
    ・ボトルや缶をきれいに撮るためには
そして何よりも、
    ・ビール独特の“泡”
これらの基本的な撮り方のポイントを解説していきます。
特に“泡”については、作り方を含めての提案もあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

透明感を伝える写真にするために

※作例及び解説写真ではビールの泡がなくなっていますが、できるだけビールをムダにしないよう、透明感を伝える方法についての解説のみを優先してのことと、どうぞご理解下さい。泡を含めた撮影については、後半で解説いたします。

1.ビールは【逆光】で撮る

  ビールに限らず、ドリンクなどの透明感を伝える商品写真を撮るためには、光の使い方、つまり、“ライティング”が最も重要なポイントとなります。

  次のふたつの写真を比べて下さい。

  bの方が、透明感が感じられる写真になっています。これがライティング(光の使い方)による違いです。

  商品の正面、つまりカメラ側から光をあてる“順光”で撮影したaに対して、bは、商品の後ろ側から光をあてる“逆光”で撮影しているのです。

  この“逆光”こそが、ビールの透明感を伝えるために必要なライティング(光の使い方)の基本となります。

2.撮影用照明がない場合

  撮影用照明を使わずに、ビールの透明感を伝える写真を撮るためには、日中の窓際(窓の近く)で撮影するのがベターです。
  窓に向かって撮影するようにセッティングすることで、窓からの光が逆光となって、ビールの透明感を強調してくれます。

窓際でビールを撮影する状況のイラスト
窓から逆光で撮影したビールの写真

  外の明るさなど撮影環境にもよりますが、逆光のため、グラスやジョッキの手前側が暗くなり過ぎること もあります。その場合は、レフ板を使って調整することが必要です。

レフ板を使ったビールの撮影状況
レフ板なしで撮影したビールの写真
レフ板なし
レフ板を使って撮影したビールの写真
レフ板あり

  レフ板を使うと、グラスやジョッキの両側にうっすらと白い写り込みもできるので、グラスやジョッキの光沢感も同時に表現することができ、写真の印象が、より涼やかな感じになります。

3.撮影用照明を使う場合

  撮影用照明を使う場合は、時間や場所は関係ありません。照明の位置や向きの調整をするだけです。

撮影用照明を使ったビールの撮影状況の写真

  このように、商品の真上よりも奥から、照明の発光面を少しカメラ側に向けて、“完全な逆光”というより、“やや逆光気味”となるようにします。

  このとき、商品と照明の距離は、遠ざけるよりも近い方が好結果になりやすいと覚えておいて下さい。
  そうして撮影すると。

撮影用照明RIFA(リファー)-F40×40cmを使って撮影したビールの写真

  この程度の写真は、簡単に撮れてしまいます。

  また、撮影用照明の位置や向きを微調整することで、写真の印象は大きく変えられます。
  自分の撮りたいイメージに合わせた商品写真にできるのが、撮影用照明を使った撮影ならではのメリットのひとつです。(透明感に注目して見て下さい。泡については後述いたします。)

  「たまたまビールを撮る必要がある」というだけなら、窓際で逆光になるように撮影するとよいと思いますが、ビールなどドリンク類の撮影を継続的におこなうのなら、撮影用照明を使った方が、遥かに効率良く、好結果が得られると言えます。

4.さらにワンポイント

  ビールに透明感を持たせ、さらに、輝いているかのように見せるために、銀色の反射板を使ってみましょう。

1)厚紙を用意して、グラスやジョッキの形に合わせて、なおかつ、カメラで見たときにグラスやジョッキに注いだビールに隠れて見えなくなる大きさに切ります。※立てられるように、下部を折り曲げておきます。
グラスの形に合わせて切った厚紙
厚紙をアルミホイルで覆った写真
2)厚紙を、銀色のアルミホイルで覆ってしまいます。
グラスの後ろに反射板を立てた状態の写真
3)ビールを注いだグラスやジョッキの後ろ側に、作った反射板を置きます。反射板は、照明の光をカメラに向かって反射するように角度や位置を調整して下さい。

  すると、ビールが輝いているかのような写真にすることができます。(どちらが良いかは、商品のイメージをどう伝えたいかによるところかと思います。)

反射板なしで撮影したビールの写真  反射板なし
反射板を使って撮影したビールの写真  反射板あり

  反射板を金色にしてみると、ビールの黄色がより強調されます。(金色の折り紙を利用しています。)

金色の反射板を使って撮影したビールの写真  金色の反射板を使って撮影
関連するその他のWebセミナーはこちらからどうぞ

境界線

■現在開講中の商品撮影Webセミナー 一覧

■photo-zemi(フォトゼミ)の商品撮影Webセミナー全体のトップページはここをクリック