自分で撮りたいネットショップオーナーのための、商品写真撮影Webセミナー
これを知ってもらわなくっちゃ始められない!
デジタルカメラの必須操作
まずは、次の質問を考えてみましょう。
写真が暗く写る原因は、撮影場所が暗かったから、または、撮影に使った照明器具の明るさが足りないからである
答えは、「NO」です。
このことがとても重要なのですが、「写真の明るさ暗さを左右するのは、撮影環境の明るさではない」ということを、しっかりと認識しておく必要があります。ではなぜ、暗く写ったり、時には明る過ぎたりするのでしょう。その理由は、カメラの仕組みにあります。
日々の業務に追われて忙しいネットショップオーナーのために細かな説明は抜きにして結論から言います。
デジタルカメラは、照明の有無や撮影環境の明るさではなく、撮影する範囲内にある物の「色の濃淡の割り合い」によって、機械的な判断で写真の明るさを自動的に決定してしまっているのです。結果としては、次のようになります。
白い背景の上に白い 商品を置いて撮影 |
→ |
撮影範囲内は、ほぼ白で占められる | → |
照明などでどんなに明るく照らしても、暗い写真になる |
様々な色が混在する 風景を撮影 |
→ |
撮影範囲内には、様々な濃淡の色が入り混じっている | → |
相応の明るさの写真になる |
黒い背景の上に黒い 商品を置いて撮影 |
→ |
撮影範囲内は、ほぼ黒で占められる | → |
黒がグレーに近い色に、つまり、全体が明る過ぎる写真になる |
※これはデジタルカメラの操作を何もせず、「オート」の状態で撮影した場合です。
撮影環境の明るさとは違う要因で、写真が暗く写ったり、明るくなったりするなんて何となく不自然で、
理解しづらいかもしれませんね。ではもう少し説明しましょう。
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