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デジタルカメラの必須操作

色を調整するホワイトバランス

  前のページ(4ページ目)で説明した設定をすれば、そのときの撮影環境下でどんな光源を使っていると しても、白が白として写るように設定されます。
  そしてそれ以前のページで説明した簡単な設定方法と違うのは、いちいち光源の種類を確認することも必要とせず、そのデジタルカメラが持っているベストの色再現性能を引き出すことができる点です。また、少しくらいなら、異なる光源が混在していても、良い結果を得ることが可能になることもあります。

※光源の種類を選択して設定する、一般的で簡単なホワイトバランスの設定方法の場合、選択できる光源の種類は1種類だけとなります。ですので、異なる種類の光源が混在した状況で、ベターな色再現を得ることはかなり難しいことです。窓から入る太陽光で撮影するなら、室内の蛍光灯などの照明は消灯する、室内の照明で撮影するなら、カーテンやブラインドを閉めたり、窓から離れたポジションで撮影する、などを考えなくてはなりません。
  しかし、マニュアル設定のマーク このマークを選択して正しい手順でホワイトバランスを設定すれば、異なる光源が混在する環境であっても、ベターな色再現を得られることもあります。

  いずれにせよ、ホワイトバランスのベスト(そのデジタルカメラにとって)の設定方法がこの機能となります。


  さて、色を調整するホワイトバランスについて説明してきましたが、理解してもらえたでしょうか。特にコピー用紙など白いものを使った設定方法は、かなりややこしいとわたし自身も感じています。

  それでも頑張って、使いこなせるようになったとしても、100%の色再現ができるかと言うと、残念ながら難しいことです。画像加工ソフトを使うなどしてさらに調整することが必要になる場合も多いと思います。そこまでしてもなお不満が残ることも少なくないでしょう。
  多くのネットショップオーナーが、「正しい色の再現」「100%の色で伝えたい」そう望まれているであろうことは容易に推測できますが、色の再現については、調整に必要な作業時間と得られる結果とのバランスを考慮した上で、「妥協ラインを模索する作業」と言えるくらいなのです。

  しかしです、ちょっと視点を変えて考えて下さい。実際には様々な回避できない障壁があって、限界が明らかに存在する、「できないこと」なのに、それとわからないまま労力を掛け続けるなどということは、オーナーとして最も避けるべき状況なのではないでしょうか。

  だからこそ、効率良く現実的な限界を認識し、最小限の労力でそこにたどり着くためにも、ホワイトバランスについての知識と使いこなしが必要なのだとわたしは考えます。


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