自分で撮りたいネットショップオーナーのための、商品写真撮影Webセミナー
「真珠(パール)」の撮影
まとめ
真珠などの宝飾品は、生活に欠くことのできない必需品ではなく、衣類やバッグのように、衝動買い的な購入も多くはないでしょう。そのような商品は、魅力的な商品写真が撮れるようになるだけで、飛躍的に訴求効果が高まるということは考え難い商品です。必需品ではないのですから、少しくらい価格が安いからといって、購入に繋がることも少ないでしょう。
必需品でもなく、衝動買いもない、でも、購入を目的として「真珠」を検索しているユーザーの数は、決して少なくありません。
※googleの「キーワードプランナー」というツールで、「真珠 ネックレス」というキーワードでの検索数を調べたところ、月間で4,400件、「パール ネックレス」だと、6,600件という結果でした。その他の類似したキーワードまで含めると、相当な数になります。(2014年2月18日現在)
必需品ではなく、衝動買いでもない、それでもユーザーは、「真珠」という明確なキーワードで商品を探しています。いったい、ユーザーは、何を目的として「真珠」を探しているのでしょう。
この疑問への答えこそが、販売に結び付けるための商品写真に必要なことなのです。
特に、販売ページの最上部に使う、キー・ビジュアルとなる写真(及びキャッチコピー)では、少しくらい写真の撮影技術が未熟でも、ユーザーが求めている幸せに応えられそうな予感を感じ取ってもらうことを、第一に考える必要があります。
「キレイな写真でなければ商品は売れない」、こんな言葉をよく耳にし、目にします。もちろん否定はできませんが、でも、「写真さえキレイなら商品が売れる」、なんていうことはないはずです。
商品によっては、商品写真そのものの技術的なクォリティーよりも、見せ方・提案の仕方の方が、はるかに重要度が高い場合があると思うのです。そんな商品のひとつが「真珠」なのかもしれません。
真珠のアクセサリーを探しているユーザーは、購入後、いつ・どのように使うのか、その目的が明確である場合が多いのではないでしょうか。
宝石だからと、商品写真に、ただ美しさを求めるだけではなく、ユーザーの目的、ユーザーの求める幸せをしっかりと考えましょう。
「当店なら、この商品なら、
あなたが求めるその幸せを、きっと手にしていただくことができます」
実際にお客様の要求を聞いて、その場で接客しつつ回答しているかのような、具体的で説得力のある写真こそが、本当に良い写真なのだと思います。
少しくらい撮影技術が未熟でも構いません。
「このお店は、わたしが求めているものを分かってくれている」
と、ユーザーに感じてもらうための写真、そんな商品写真を目指していただきたいと思います。
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